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大腸CT検診

大腸CT検診とは

大腸がんは、近年男女ともに罹患数が急激に増加し、その伸びは、他のがんを大きく上回ります。発症数と同様、死亡数も増え、死亡数は肺がんに続いて第2位となっています。死亡数が増加している要因は、初期症状が乏しく検査のタイミングが遅れてしまうことや内視鏡検査に苦手意識を持っている人が多く発見が遅れてしまうことにあります。

大腸CT検診は、肛門から専用のカテーテルを挿入し、炭酸ガスで大腸を拡張して6mm以上のがんの可能性がある隆起性病変を検出するものです。大腸内視鏡よりも前処置や検査の苦痛が少ないと言われており、「受けやすい」大腸検査です。

大腸CT検診でわかるもの(下の画像は当院の正常例です。)

6mm以上の、がんの可能性がある隆起性病変を検出します。

大腸CT検診とは

大腸内視鏡検査との違い

  • 大腸内視鏡検査と比べて下剤の量が少なくて済みます。
  • 検査時間が短いです。
  • 肛門へのカテーテル挿入は数cmのみで、大腸内視鏡より苦痛が少ないと言われます。
  • 腸管外の臓器も同時にチェックできます。
  • 5mm以下の隆起性病変や平坦な所見は検出感度が悪いと言われます。
  • 腫瘍の良悪性を調べるための生検はできません。

検査が受けられる時間

月、水、金曜日の11時00分または11時30分

使用する装置

  • キヤノンメディカルシステムズ社製320列CT Aquilion ONE Nature edition(2017年導入)
  • 杏林システマック社製 大腸CT用炭酸ガス送気装置KSC-130 (2022年導入)

こんなに方におすすめ

  • 大腸がんが心配な方
  • 大腸検査を受検したことがない方
  • 過去に大腸内視鏡検査でつらい思いをした方

検診費用

税込35,000円です.検査食の費用も含まれています。

現金の他、クレジットカードでのお支払いも可能です。

この検診ができない方

  • 妊娠または妊娠の可能性がある方
  • クローン病、潰瘍性大腸炎、腸穿孔の既往がある、腸に活動性の炎症がある方

その他、詳細は大腸CT検診に関する説明書・同意書をご確認ください。また、不明な点がございましたらお問い合わせください。

検診の流れ

本検診は、検査食をお渡しするために、検診の3日前までに一度、ご来院いただく必要があります。その際に、検査食の食べ方や検査のためのお薬の飲み方をご説明します。

検診の流れ

結果の通知

大腸CT検診の画像は、画像診断を専門とする放射線科医が読影します。それを当院医師が確認し、検診後1ヶ月以内に郵送します。郵送する通知書には、今回の画像データを収載したCD-Rを添付します。

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また、「大腸CT検診に関する説明書・同意書」はこちらからご確認いただけます。