院長あいさつ

院長 半井 潔

院長 半井 潔

現在の建物の耐用年数が迫ってくる一方で、それに代わる新市立病院の姿がおぼろげに見えてまいりました。新市立病院が姿を現すまで、3.11クラスの地震が来ないことを祈る日々です。

今更言うまでもないことですが、私たち水沢病院人の使命は、現在市民に提供している医療サービスの質を落とさずに継続することです。もっぱら経済的理由によって、とりわけ地方における医療の圧縮策を目論む国の方針が露骨さを増しつつある中で、現状を維持することがいかに過酷なものであるかを、地域住民の皆様にもご理解いただかなければならない段階にさしかかっています。

しかし泣き言を言っているのではありません。私たちは闘い続けます、新市立病院建設の前に立ちはだかるすべての障害物と。なぜ闘うか?―現在私たちが日々行っている医療業務を肩代わりしてくれる病院が見渡したところ皆無だからです。現在の医療貢献をそっくりそのまま新市立病院に引き継ぐことができなければ水沢病院人は地域住民に顔向けできません。やがて現在の水沢病院と同様急性期(なかなかわかりづらい言葉ではありますが)主体の病院として新市立病院が起動するまで、私たちは闘い続けなければなりません。皆様のご理解とご支援を賜りたくお願い申し上げる次第です。